オフィシャルブログ

カテゴリー別アーカイブ: お知らせ

秋の全国交通安全運動始まります

R7年9/21~9/30始まります。

歩きながらのスマートフォンの利用は大変危険です!!!安全な場所に止まってから操作するようにしましょう。ながら運転は、周囲の危険の発見が遅れ歩行者や他の車に衝突するなど、重大な交通事故につながる極めて危険な行為なので、絶対にやめましょう。

自転車の交通ルール!!

自転車は軽車両です。歩道と車道の区別があるところは車道通行が原則です。道路の左側部分の端を走行しましょう。自転車でも飲酒運転は禁止です。厳罰が適用されます。命を守るためにヘルメットを着用しましょう。交差点では必ず信号を守りましょう。

一人一人の気持ちが第一です。大切な人を守るためにもご協力お願いします。

 

藤ヶ崎トンネル!!

お疲れ様です。

台風の心配もありましたが、今日の天気は曇り空です。

まだまだ暑い中ですが、塩分・水分補給して安全によろしくお願いします。

残暑

8月も終わりに近づいてきました。

9月に入っても気温が平年より高いと言われています。

引き続き、熱中症には気をつけましょう。

 

 

 

安全をお届けシリーズ~part21~

皆さんこんにちは!

株式会社ライズ、更新担当の中西です!

 

~工事現場・道路の“事故ゼロ”を実現する~

道路工事や建築現場、送電・通信工事の交通誘導警備は、現場と地域の安全を両立させる要の仕事。運転者・歩行者・自転車・重機が交差する環境で、一つの合図が命を守る——そのための実務と最新の取り組みをまとめました。

1|リスクアセスメント:時間・天候・視認性 ️️

  • 時間帯:通勤通学・物流ピーク・日没後は事故リスク高

  • 天候:雨天はスリップ、強風は資器材転倒。合図を大きく・短く・わかりやすく

  • 視認性:見通し、逆光、カーブ、路面反射を踏まえ、立ち位置と間合いを決める。

着手前ミニチェック
[ ] 規制図と現地のギャップ確認
[ ] 退避場所と合図の可視範囲
[ ] 緊急車両ルートの確保
[ ] 近隣への掲示・広報済み

2|保安資機材配置の“基本型”

  • 先出しは情報、次に規制:予告標識→速度抑制→車線規制→作業帯。

  • 資器材:LED矢印板、カラーコーン、区画線、視線誘導標、夜間照明。

  • 歩行者保護:仮設歩道・段差スロープ・点字ブロック養生、自転車は押し歩き案内を明示。

NG例:合図者が重機の死角、照明が対向車直射、コーン間隔が広すぎる——事故の芽です。

3|合図の標準化:ブレない誘導

  • 停止/進行/徐行の手旗・誘導灯を動き・角度・目線まで統一。

  • 車両コミュニケーション:アイコンタクト→明確な手旗→運転手の反応確認→動作。

  • 重機との協調:合図者=一人、指示は短文+復唱。「バックOK→停止位置3m→停止」。

4|地域と共存:クレームにしない段取り ️

  • 事前説明:ポスティング・掲示板・SNSで規制時間と迂回路を案内。

  • 生活導線:学校・病院・商店のピーク時間は誘導員増員と規制緩和を検討。

  • 騒音・排ガス:アイドリング抑制、夜間は声量と指笛の使い分けで近隣配慮。

5|DXと教育:再発を“仕組み”で潰す

  • 位置情報連携:合図者の立ち位置・移動を可視化、死角・離隔を定量管理。

  • ヒヤリハットDB:原因(視認不良、誤合図、資器材不足)をタグ付け分析し、現場で即改善。

  • Eラーニング+現場OJT:動画で“良い合図/悪い合図”を見える化、新任・現任教育を継続。

  • 熱中症・寒冷対策:WBGT目安で休憩サイクル、経口補水・日陰・防寒をセット。

事例スナップ ✨

片側交互通行の舗装現場。早朝に予告標識を50m前倒し、夕方は逆光対策で照明角度を変更
合図は「停止→徐行→停止」をパターン化し、重機バック時は合図者を一人に集約。結果、苦情ゼロ・事故ゼロ・予定時間内で撤収

まとめ & ご提案 ✨

交通誘導は、規制図の精度×合図の統一×地域配慮×DXで成果が決まります。
工事の規模や期間に合わせ、計画作成・届出支援・人員配置・当日運用・報告まで一括で対応。
**「事故ゼロ・苦情ゼロ・渋滞最小」**の現場づくりを、私たちと一緒に。

 

お問い合わせは↓をタップ

 

安全をお届けシリーズ~part20~

皆さんこんにちは!

株式会社ライズ、更新担当の中西です!

 

~“見えない安心”~

毎日多くの人が行き交う商業施設、オフィス、スタジアム、花火大会や音楽フェス。そこに“何も起きない”日常をつくるのが、私たち警備の仕事です。この記事では、施設・イベント警備の勘所を、準備から当日の運用、終了後の振り返りまで一気通貫で解説します。👣

1|準備が9割:現地踏査と運用設計 📐🗺️

  • 現地踏査:導線・出入口・非常口・ボトルネック・死角を実歩で確認。

  • 人流シミュレーション:開場/閉場ピーク、雨天時ルート、障がい者・ベビーカー動線、VIP動線を分けて設計。

  • 体制図:指揮所(TOC)・連絡網・配置表・交代計画・救護動線を紙とデジタルで共通化。

  • リスク想定:紛失物、体調不良、転倒、クレーム、迷子、火災、悪天候、混雑暴走などを想定し対応カードを準備。

📝 事前チェック
[ ] 配置表/休憩表/持ち場責任者
[ ] 無線チャンネル/合図語の統一
[ ] 近隣説明・掲示物・騒音対策
[ ] 予備資器材(トランシーバー・誘導灯・雨具・簡易救急)

2|当日の基本:観察・声掛け・記録 👀💬📝

  • 観察:足取り・目線・荷物・表情の“いつもと違う”を拾う。

  • 声掛け:「こんにちは」「足元ご注意ください」——先回りのひと言が事故を消す。

  • 記録:時刻・場所・状況・対応を簡潔に。写真・無線ログでトレーサビリティを確保。

💡 “優しい制止”のコツ

  1. 相手のペースに合わせる → 2) 理由を短く示す → 3) 代替ルートを示す。
    例:「ここは緊急通路ですので、右側の通路へお願いします。」🙂

3|インシデント対応の型 🚑🔥

  • 体調不良:バイタル観察→救護所/救急要請→動線確保→個人情報保護。

  • 迷子:特徴・服装・最終目撃場所を無線定型文で共有、見つけたら合流位置を一点に。

  • 火災・煙:初期消火/避難誘導/設備連携、エレベーター停止の確認。

  • トラブル:エスカレート前に第三の場(静かなスペース)へ誘導、事実と感情を切り分けて対応。

4|デジタルと可視化:強い現場は“見える” 📡📊

  • AIカメラ/ヒートマップで混雑予測、巡回ルートを逐次最適化。

  • ボディカメラ・電子日報で共有負担を軽減、クレーム再発防止に直結。

  • 気象・防災APIで運営判断を早め、中止基準を明文化。

5|終了後:クレームゼロは撤収で決まる 🧹🌙

  • 分散退場:アナウンス台本・誘導人員を出口ごとに最適化。

  • 周辺清掃・騒音抑制:近隣の生活時間に配慮し、車両誘導は最小音量・最短時間

  • 振り返り:KPI(事故件数、応答時間、巡回履行、苦情件数)とヒヤリハットのタグ付け分析で改善。

まとめ & ご提案 ✨

事前設計×当日運用×可視化×振り返りのサイクルが“何も起きない一日”を生みます。
商業施設・オフィス・イベントの警備はお任せください。計画から訓練、当日運営、報告書までワンストップで支援します。📞📧

 

 

お問い合わせは↓をタップ

 

新空調服!!

今年は暑すぎる(´;ω;`)

隊員のみなさまこの暑い中本当にありがとうございます

少しでも涼しく感じてもらえたら・・・の思いで新しくしました!

感想はまだ聞こえてきませんが(笑)

 

 

安全をお届けシリーズ~part19~

皆さんこんにちは!

株式会社ライズ、更新担当の中西です!

 

私たちの暮らしの中で、当たり前のように感じている「安心」。しかしその安心は、誰かによって守られ、支えられています。その“縁の下の力持ち”が、まさに警備業です。

近年、警備業は施設警備や交通誘導にとどまらず、災害対応、物流管理、情報セキュリティ、地域防犯など、あらゆる分野へと活動を広げています。そしてこの警備業が、実は経済の安定・成長・効率化に不可欠な役割を果たしていることは、あまり知られていません。

警備業が社会や産業にもたらす「経済的な価値」とその広がりについて、深く掘り下げてご紹介します。


1. 産業活動を支える「安全インフラ」としての役割

あらゆる産業活動は、「安全」があってはじめて成立します。警備業はその“目に見えない安全基盤”を提供し、経済活動の継続性と効率性を下支えしています。

● 施設警備による事業継続の確保

  • 商業施設・オフィス・工場・物流センターなどでの不審者侵入、盗難、火災リスクの防止

  • 警備員による巡回、監視、緊急対応によって企業の資産と人命を保護。

● 交通誘導による建設現場の生産性向上

  • 工事現場周辺の安全確保により、施工の円滑化と第三者事故の予防

  • 渋滞回避や歩行者の安全確保により、近隣住民の生活環境維持にも貢献。

産業活動が止まらずに回り続けること。それこそが、警備業が経済の土台にいる証なのです。


2. 雇用創出と地域経済への貢献

警備業は、日本全国に数多くの拠点を持ち、地域密着型で雇用を支える労働集約型産業です。

● 多様な人材の雇用の受け皿に

  • 中高年層や定年後の再就職先として安定したニーズ。

  • 女性・外国人・障がい者など多様な人材が活躍できる現場を提供。

  • 柔軟な働き方(シフト制・短時間勤務)によりワークライフバランス支援にも。

● 地域経済への波及効果

  • 地元警備会社の収益は、人件費・備品調達・教育費用として地域内に循環

  • 地方の公共事業やイベント警備を通じて、地域の活性化と安全維持に貢献。

警備業は、地域経済に根差した「安全産業」として、雇用と経済の両輪を支えています。


3. 経済損失の未然防止という「見えない効果」

警備業の最大の価値は、事件・事故を“起こさせない”ことで、経済的損失を未然に防ぐ力です。

● 具体的な防止効果

  • 盗難や器物破損による修繕費・補償費の回避

  • 火災や停電などの緊急事態に対する迅速な初動対応で被害を最小化

  • 大規模イベントにおける雑踏事故・群衆災害の予防

「何も起きなかった」という成果の裏には、警備員による観察・声かけ・判断・対応があります。それは、企業にとっては資産保全、社会にとっては秩序維持となり、結果として経済全体の安定性と信頼性を高めているのです。


4. スマート警備による生産性向上と新産業創出

AI・IoT・ロボティクスといった技術の進化により、警備業はテクノロジー産業との融合によって、経済に新たな価値を生み出しています。

● 生産性とコスト効率の向上

  • AI監視カメラによる自動検知で人件費の抑制と精度向上

  • センサーや遠隔監視による少人数運用の実現

  • 業務のDX化により報告業務・管理業務の省力化

● 新産業・新サービスの創出

  • ドローン警備、警備ロボット、スマートセキュリティ機器などの関連製品市場の拡大

  • スマートビルやスマートシティにおける統合型セキュリティサービスの需要増

これらの取り組みは、警備業自体の経済価値を高めるだけでなく、関連産業の成長にも波及しています。


5. 安心社会の構築による経済活性化

「治安が良い」「安心して暮らせる」という社会的な印象は、投資・観光・消費行動の活性化に直接影響します。

● 警備が生む“安心消費”

  • 安全な都市環境が、訪日観光客の誘致や商業施設への集客につながる。

  • 子育て世帯や高齢者が安心して外出できることで、地域経済の循環が促進

このように警備業は、単なる防犯・防災の枠を超えて、経済を動かす“心理的インフラ”を形成していると言えます。


警備業は「経済の安全保障」を担う基盤産業

警備業は、目立たず、日常の裏側に存在する仕事です。しかしその存在があるからこそ、企業は事業を継続でき、消費者は安心して行動でき、社会は秩序を保ち、経済は回り続けるのです。

警備とは、「社会の呼吸を止めないための仕事」。経済の安定と成長を支える、見えないけれど確実な経済的基盤として、今後ますますその重要性は高まっていくでしょう。

 

お問い合わせは↓をタップ

 

安全をお届けシリーズ~part18~

皆さんこんにちは!

株式会社ライズ、更新担当の中西です!

 

かつて「警備業」といえば、施設の警備員や交通誘導員など、比較的限られた業務範囲が一般的なイメージでした。しかし現代社会では、犯罪の高度化、災害の多発、大規模イベントの増加、テクノロジーの進化などにより、警備業そのものが多様化し、新たな社会的役割を担う存在へと変貌を遂げています

この記事では、「警備業における多様化」というテーマについて、業務内容・技術・雇用形態・社会的意義といった視点から詳しく掘り下げてご紹介します。


1. 警備業の基本分類と変化の起点

日本の警備業は、警備業法に基づいて以下の4つに分類されています。

  • 1号警備:施設警備(ビル、学校、工場などの常駐警備)

  • 2号警備:交通誘導・雑踏警備(道路工事、イベント、祭りなど)

  • 3号警備:輸送警備(現金・貴金属・重要書類の輸送など)

  • 4号警備:身辺警備(要人警護、セレブ警護など)

これまでは「1号と2号」が警備業の主流でしたが、近年はそれぞれの領域で専門性や付加価値が求められるようになり、細分化・多機能化が進んでいます。


2. 業務の多様化:従来業務から特殊・新規分野へ

● 施設警備の高度化

  • 商業施設やオフィスだけでなく、データセンター、研究所、空港、物流倉庫など、高度な警備を要する施設が増加。

  • 入退室管理・監視カメラの操作・火災対応・災害時の避難誘導など、警備員に求められるスキルが広がっている。

● イベント警備・群集管理

  • スポーツ大会、音楽フェス、国際会議など、大規模イベントのリスク管理の重要性が上昇。

  • 雑踏警備のノウハウを活かした**“群集心理”を理解した配置計画**が求められる。

● 特殊輸送・ドローン警備など新領域へ

  • 通信インフラ・医療機器・ワクチンなどの高リスク物資の輸送警備

  • 災害時にドローンやロボットを使って安全確認を行うなどの新技術と連携した業務も登場。

このように、警備は「立っているだけ」の業務ではなく、現代社会の複雑化に応じてタスクが多岐にわたるようになっています。


3. テクノロジーの導入によるサービスの多様化

AIやIoTの進化は、警備業にも大きな影響を与えています。特に「人×技術」の融合が多様化を加速させています。

● スマート警備の例

  • 顔認証システムと警備員の連携による入退室管理

  • AI防犯カメラによる不審行動の自動検知

  • オンライン遠隔監視センターによる24時間モニタリング

  • ドローン巡回や自律走行型ロボットの導入

こうした技術と人間警備の併用によって、省人化と高精度化の両立が進み、サービスのバリエーションが大きく拡がっています。


4. 雇用形態・人材の多様化

少子高齢化・働き方改革の進展を受け、警備業では多様な人材が活躍できる環境づくりも進んでいます。

● 高齢者・女性・外国人の活用

  • 定年後のセカンドキャリアとしての警備職が人気。

  • 女性警備員による女性専用エリア・施設の警備や、優しい対応が求められる施設での活躍。

  • 資格取得支援や研修強化により、外国人警備員の受け入れも増加傾向

● 働き方の柔軟化

  • 日勤・夜勤・短時間勤務など、ライフスタイルに応じたシフト制の導入。

  • 単発イベントだけのスポット勤務など、副業・兼業層の受け皿にもなっている。

このように、警備業は幅広い層に就業機会を提供する、地域の雇用インフラとしての役割も果たしています。


5. 地域安全の担い手としての機能強化

警備業の多様化は、企業警備にとどまらず、地域住民の安全と安心に直結する取り組みにもつながっています。

● 地域社会との連携強化

  • 通学路の見守りや防犯パトロール

  • 高齢者の徘徊支援や災害時避難誘導

  • 商店街・地域イベントとの連携による街づくりと治安維持の両立

これにより警備会社は単なる民間業者を超えて、地域の安全ネットワークの一員として存在感を高めています。


警備業は“社会の変化に適応する柔軟なインフラ”

現代社会の警備業は、もはや「守る」だけの業種ではありません。防災、医療、輸送、デジタル管理、地域見守り、雇用創出といった複数の社会機能と融合する存在として、多様化と進化を遂げています。

警備とは、「人が安心して過ごせる環境を支える仕事」。その役割が変われば、求められるスキルも、技術も、対応領域も変わっていくのは当然のことです。

これからの警備業は、安全産業から安心産業へ。その未来を切り開く鍵は、多様化に柔軟に対応する姿勢にこそあるのです。

 

お問い合わせは↓をタップ

 

安全をお届けシリーズ~part17~

皆さんこんにちは!

株式会社ライズ、更新担当の中西です!

 

警備業の中でも、特に高い専門性と緊張感が求められる職種が「SP(セキュリティポリス)」です。要人警護を担うこの仕事は、表に出ることは少ないものの、社会の安心を陰で支える重要な任務です。

SPの役割、実務内容、必要な能力や資格、さらには就業への道のりまでを深く解説します。


◆ SPとは?|警備業における“特別任務”

SPとは「セキュリティポリス(Security Police)」の略で、要人や著名人、企業経営者、政治家などの身辺を警護する専門職です。

日本では主に以下の2種類に分類されます

  • 公的SP:警察庁所属(内閣総理大臣など国の要人を警護)

  • 民間SP:警備会社が契約に基づいて民間のVIPを警護(有名人・企業役員など)

いずれも、高度な危機管理能力と、確かな行動力が求められます。


◆ SPの主な業務内容

業務カテゴリ 内容
事前調査 移動経路・周囲環境・危険要素の事前確認
警護計画の立案 進行スケジュールや立ち位置、対応動作の準備
警護本番 要人の側に常時付き添い、危険回避と誘導
危機対応 不審者の排除、緊急避難、応急処置の実行
報告・記録 警護中の出来事を報告書にまとめる

✅ 映画やドラマで描かれる「ただ横に立っているだけ」ではなく、状況判断力・瞬発力・身体能力すべてが求められます。


◆ SPに求められる能力・資質

  • 観察力・予測力:わずかな違和感を察知し、行動に移す力

  • 冷静さと判断力:緊張状態でも的確な判断を下す冷静さ

  • 格闘技術・護身術:不測の事態に備えた体術・制圧力

  • 対人マナー:要人との適切な距離感と礼儀作法

  • チーム連携力:複数警備員での行動をスムーズにする統制力


◆ 必要な資格・研修

  • 警備業務検定(4号):身辺警護業務を行うための法定資格

  • 警備員新任・現任教育:20時間以上の初任教育+年1回以上の継続教育

  • 格闘・救命講習・心理対応訓練などの民間訓練を組み合わせている会社も多い

✅ 民間SPとして働くには、まず警備員としての現場経験が重視されます。


◆ SPになるための道のり

  1. 警備会社に就職し、施設・交通誘導などの実務経験を積む

  2. 4号警備業務検定(基礎級)の取得

  3. 身辺警護部門への異動または専任研修へ進む

  4. 大型案件やVIP対応の現場に選任される


◆ SPとして働く魅力と責任

  • 「誰かの命を守る」という高い使命感

  • トップレベルのセキュリティスキルを身につけられる

  • キャリアとしての希少性が高く、信頼度も高い

  • 一方で精神的・肉体的な負荷は極めて大きい仕事でもあります


◆ まとめ

警備業におけるSPは、「目立たないが絶対に欠かせないプロフェッショナル」です。高い専門性と人間力を兼ね備えたこの仕事は、社会貢献性も高く、今後ますますニーズが広がる分野でもあります。

本格的にSPを目指すなら、警備業全体の知識と経験を土台にして、段階的にスキルを磨くことが大切です。警備会社での研修体制や資格支援制度を活用して、信頼される警護のプロを目指しましょう。

 

お問い合わせは↓をタップ

 

安全をお届けシリーズ~part16~

皆さんこんにちは!

株式会社ライズ、更新担当の中西です!

 

警備業界は、施設警備や交通誘導、イベント警備、現金輸送など、社会の「安全と秩序」を支える重要な仕事です。この業界で長く安定して働くためには、国家資格や法定研修の取得が必要不可欠です。

今回は、警備業における代表的な資格と、その取得方法、キャリアアップの流れについて深く解説します。


◆ 警備員になるために必須の資格とは?

◉ 「警備員指導教育責任者」資格(通称:指導責任者)

  • 警備業を営む企業に最低1人の配置が法令で義務付けられている

  • 警備員への指導教育・現場の責任者として活動

  • 各種警備業務(1号〜4号)に対応した4区分あり

  • 受講には実務経験2年以上が必要

✅ 企業の昇進や独立を目指す場合は必須資格です。


◆ 各種「警備業務検定」資格の種類と内容

【1号】施設警備業務検定

  • オフィスビル、病院、商業施設などでの常駐警備に必要

  • 検定合格者が配置されることで、入札や契約条件に有利

【2号】交通誘導警備業務検定

  • 工事現場、イベント会場などでの交通整理業務向け

  • 国道など高規格道路での誘導には必須

【3号】貴重品運搬警備業務検定

  • 現金輸送車などに同乗する際に必要

  • 高度な判断力・危機管理能力が問われる

【4号】身辺警備業務検定

  • VIP警護やストーカー対策など、個人対象の警備に特化

  • 取得者は非常に少なく、高度専門職扱い

✅ いずれも「基礎級」と「上級(1級)」に分かれており、1級取得で現場責任者にもなれます。


◆ その他関連資格・研修制度

資格名 内容
自衛消防技術認定 建物火災発生時の初期対応能力を証明
応急手当普及員 応急救護(AED操作含む)の指導資格
防火管理者 特定施設での防災計画運用が可能
警備員新任・現任教育 法定研修。初任者は20時間以上の受講が必須

◆ 資格取得の流れと費用感

  1. 各都道府県の公安委員会が実施・認定

  2. 検定実施団体(全国警備業協会など)での申込・受講

  3. 費用は検定ごとに1〜3万円程度(テキスト別)

  4. 合格後、登録証が発行され、5年ごとの更新が必要な場合もあり


◆ 警備業で資格を持つメリットとは?

  • 給与の上昇・資格手当支給

  • 現場責任者・教育担当者への昇格チャンス

  • 取引先からの信頼アップ=仕事の安定化

  • 将来的な独立・警備会社開業にも有利


◆ まとめ

警備業における資格取得は、自分自身の価値を高めるだけでなく、企業の信用を支える礎でもあります。まずは交通誘導や施設警備から始めて、現場経験を積みつつ、段階的に検定資格・指導責任者資格を目指すことが、警備員としてのキャリアアップへの近道です。

 

お問い合わせは↓をタップ