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日別アーカイブ: 2025年8月21日

安全をお届けシリーズ~part20~

皆さんこんにちは!

株式会社ライズ、更新担当の中西です!

 

~“見えない安心”~

毎日多くの人が行き交う商業施設、オフィス、スタジアム、花火大会や音楽フェス。そこに“何も起きない”日常をつくるのが、私たち警備の仕事です。この記事では、施設・イベント警備の勘所を、準備から当日の運用、終了後の振り返りまで一気通貫で解説します。👣

1|準備が9割:現地踏査と運用設計 📐🗺️

  • 現地踏査:導線・出入口・非常口・ボトルネック・死角を実歩で確認。

  • 人流シミュレーション:開場/閉場ピーク、雨天時ルート、障がい者・ベビーカー動線、VIP動線を分けて設計。

  • 体制図:指揮所(TOC)・連絡網・配置表・交代計画・救護動線を紙とデジタルで共通化。

  • リスク想定:紛失物、体調不良、転倒、クレーム、迷子、火災、悪天候、混雑暴走などを想定し対応カードを準備。

📝 事前チェック
[ ] 配置表/休憩表/持ち場責任者
[ ] 無線チャンネル/合図語の統一
[ ] 近隣説明・掲示物・騒音対策
[ ] 予備資器材(トランシーバー・誘導灯・雨具・簡易救急)

2|当日の基本:観察・声掛け・記録 👀💬📝

  • 観察:足取り・目線・荷物・表情の“いつもと違う”を拾う。

  • 声掛け:「こんにちは」「足元ご注意ください」——先回りのひと言が事故を消す。

  • 記録:時刻・場所・状況・対応を簡潔に。写真・無線ログでトレーサビリティを確保。

💡 “優しい制止”のコツ

  1. 相手のペースに合わせる → 2) 理由を短く示す → 3) 代替ルートを示す。
    例:「ここは緊急通路ですので、右側の通路へお願いします。」🙂

3|インシデント対応の型 🚑🔥

  • 体調不良:バイタル観察→救護所/救急要請→動線確保→個人情報保護。

  • 迷子:特徴・服装・最終目撃場所を無線定型文で共有、見つけたら合流位置を一点に。

  • 火災・煙:初期消火/避難誘導/設備連携、エレベーター停止の確認。

  • トラブル:エスカレート前に第三の場(静かなスペース)へ誘導、事実と感情を切り分けて対応。

4|デジタルと可視化:強い現場は“見える” 📡📊

  • AIカメラ/ヒートマップで混雑予測、巡回ルートを逐次最適化。

  • ボディカメラ・電子日報で共有負担を軽減、クレーム再発防止に直結。

  • 気象・防災APIで運営判断を早め、中止基準を明文化。

5|終了後:クレームゼロは撤収で決まる 🧹🌙

  • 分散退場:アナウンス台本・誘導人員を出口ごとに最適化。

  • 周辺清掃・騒音抑制:近隣の生活時間に配慮し、車両誘導は最小音量・最短時間

  • 振り返り:KPI(事故件数、応答時間、巡回履行、苦情件数)とヒヤリハットのタグ付け分析で改善。

まとめ & ご提案 ✨

事前設計×当日運用×可視化×振り返りのサイクルが“何も起きない一日”を生みます。
商業施設・オフィス・イベントの警備はお任せください。計画から訓練、当日運営、報告書までワンストップで支援します。📞📧

 

 

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